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三ツ星、アンヌ=ソフィー・ピックが日本で手掛ける初のレストラン「ムッシュ ディオール 大阪」

2026.06.19

©LARA GILIBERTO

フランス南東部ヴァランスで名門レストランを営む家系に生まれ、現在フランス国内で唯一三ツ星をもつ女性シェフとして知られるアンヌ=ソフィー・ピック。彼女が日本で初めて手掛ける待望のレストランが、大阪心斎橋の新たなランドマーク「ハウス オブ ディオール 心斎橋」内に2026年5月誕生した。

学生時代に初めて日本を訪れて以来、様々なインスピレーションを日本から得ていると語るピック氏。繊細な味覚と食感のバランス、香りと奥行きを感じる彼女の“詩的な”料理に、クリスチャン・ディオールのコードが織り込まれた「ムッシュ ディオール 大阪」のコース料理は、ファッションとガストロノミーを高い次元で融合している。ワインセラーにはフランスの銘醸ワインを中心に、日本ワインや注目の蔵元による日本酒も収められ、ペアリングも可能だ。

ブティック最上階に本格的な厨房設備を構え、ゲストの食事の進み具合に合わせてピック氏の料理を忠実にオンタイムで仕上げていく。クリスチャン・ディオールが愛した世界観の中、ファッションブランドが本気で取り組むレストランは、フランスと大阪を結ぶ「ガストロノミーの入口」として根付いていくだろう。

「レトワール ドゥ メール」ウニと蕎⻨茶のババロア、蜜柑とディルのコンディメント、キンレンカのクーリ  ウニはフランスでも人気の食材だが「日本のウニは特別」と語るピック氏。ウニの潮の香りに蕎麦茶の香りを合わせ、ミカンとディルの爽やかさを添えた海の庭園のような一皿。©LARA GILIBERTO
「レ ベルランゴ レオパード」コンテチーズフィリング、グリーンピース、ワサビとワイルドセロリソース  極薄のパスタ生地でチーズを包むピック氏のシグネチャーディッシュに、レオパード柄をプリントするという斬新なアレンジ。口の中で消えるような生地の儚さに驚く。©LARA GILIBERTO
「ル カレ」炙り焼きサバ、オシェトラキャビア、とろけるポロネギとマスタードシード、抹茶とシェリービネガーのサバイヨン  直⽕で焼き上げたサバをソースで食べる、フランスと日本の架け橋を意識し始めた頃から作る作品。バター、シェリービネガー、レモンにだしと抹茶を合わせたソースが決め手。©LARA GILIBERTO
「ル ミルフィーユ ブラン」バニラクリームとジャスミンの⾹り  ゆるく泡立てたクリームとフィユタージュを幾層にも重ねたシグネチャーデザートに、⾹⽔「ミスディオール」を象徴する「千⿃格⼦」をあしらって。©LARA GILIBERTO  
アンヌ=ソフィー・ピック  1969年、ドローム県ヴァランスに名⾨料理家の4代⽬として⽣まれる。ビジネススクール卒業後、一度はファッション業界を志すが、心の声に耳を傾け父とともに厨房で働くことを決意。⽗親の突然の死を前に家族の伝統を継承することを決め、1997年に夫とともにレストランを引き継ぐ。2代目の祖父、3代目の父がそれぞれ獲得した三ツ星を一度は失うも、2007年、レストラン「ピック」は三ツ星を取り戻す。©LAORA QUEYRAS

◎ムッシュ ディオール 大阪
⼤阪府⼤阪市中央区⼼斎橋筋1-9-17 4階
tel. 06-7632-1450
11:30~15:00(13:30LO)/18:00~22:30(20:00LO)
ランチ 3品コース¥12,000、4品コース¥15,000
ディナーコース¥30,000
月曜、火曜休
59席(店内46席/個室8席/バー5席)
公式サイト

©DEN NIWA

(料理通信)

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